2020/05/10
小山市内のマンションの管理者様からのご依頼で、共用部にある照明を蛍光灯からLED照明に入れ替える工事を行いました。マンションの管理者様、理事会の方とも綿密な話し合いを行いデザインや機能などのご要望に沿った照明をチョイスし、工事スタート!
まずは、エレベーターホールの間接照明の入れ替えです。
工事前は、小型のライトが数珠つなぎのようになった照明が設置されていました。
ですが、ライトの殆どが点灯しない状態になってしまい寂しい明るさに・・・
工事は、古い照明を撤去し、普段は手の届かない凹みの中をキレイに掃除する所から開始!
新しく設置するLED照明は、ご依頼者様の要望のLEDが埋め込まれたテープ型の照明です。
円形の凹みに沿って、ぐるっと一周取り付けました。
点灯させると淡いオレンジ色の灯が間接的にホールを照らす落ち着いた雰囲気に。
続いて、エレベーター型の駐車場の照明の交換です。
蛍光管を取り付けていた器具ごと撤去し、LED照明用の器具を設置。
エレベーター型の駐車場の中なので、用意した投光器で明るくしながら工事です。
入庫してくる車を明るく照らし、駐車場内での事故を防ぎます。
駐車場の中を交換したら、次は駐車場の外のスポットライトの交換です。
交換前は、ツインタイプの蛍光灯が設置されていました。
取外すと雨風にさらされていたためか、固定用の金具が錆て腐食していました。
新しい取付用の金具を設置!LEDスポットライトに交換していきます。
LEDのスポットライトが駐車場を明るく照らし、夜の駐車場の利用を助けます。
蛍光灯からLED照明に入れ替えた場合、一般的に50~70%程度の省エネ、電気代削減効果があると言われており、蛍光灯の生産も縮小されているという事もあり、野沢電気ではマンション、会社などでも蛍光灯からLEDへの入れ替え工事をお勧めしています。
ご興味を持たれた方は、 お問い合わせフォーム や電話番号0285-22-0532までぜひお問合せください。
ご依頼者様のお住まいや職場の環境をご確認の上、ご要望に合わせたお見積り、工事計画をご提案いたします。
また、野沢電気では蛍光灯照明からLED照明への入れ替えはランプだけではなく照明器具ごとの入れ替えをおススメしています。
ランプのみの交換の場合、蛍光灯器具に取付可能な特殊なLEDランプに交換することになるのですが、数年後にランプを交換する時に気づかず普通のLEDランプを取り付けた場合、器具の破損や発火など安全面に問題が発生する可能性があるためです。
東京消防庁からの事案を引用を載せさせていただきます。
“直管LEDランプに交換する際、蛍光灯照明器具との組合せを誤ると火災につながるおそれがあります。
当庁管轄内において、7~8月に2箇所において直管LEDランプに関連する火災が発生しました。
いずれも直管LEDランプと蛍光灯照明器具の組合せを誤って設置したため、出火したものです。
組合せが違う状態で使用を続けると、内部の部品に過電圧がかかることや、高周波や過電流が流れ込むことで、部品が過熱し出火す>ることがあります。昨今、直管LEDランプが普及し、誰もが手軽に交換できることから、類似火災の増加が懸念されます。
直管LEDランプを交換する際、蛍光灯照明器具と適合するランプであるかをよく確認してから設置してください。
○ 火災事例
⑴ 事例1
出火年月平成28年7月出火建物耐火造住宅 天井(間接照明)出火原因半導体式の蛍光灯照明器具に、ラピッドスタート式専用の直管LEDランプを誤設置したため出火に至ったもの。
⑵ 事例2
出火年月平成28年8月出火建物耐火造共同住宅 1階ホール内出火原因グロースタータ式の蛍光灯照明器具に、ラピッドスタート式専用の直管LEDランプを誤設置したため出火に至ったもの。
各事例とも、交換実施者は蛍光灯照明器具及びランプの始動方式を十分に確認できていなかったため、誤った組合せで設置してしまいました。
○ 日本照明工業会からの注意喚起
同種事案についての日本照明工業会からの注意喚起が、下記HPに記載されていますので、こちらもご参照ください。
http://jlma.or.jp/anzen/chui/pdf/JLA2008_100715a.pdf
”
東京消防庁「直管LEDランプに交換する際、蛍光灯照明器具との組合せを誤ると火災につながるおそれがあります。」から引用